新潟県長岡市の信濃川河川敷に、25日の朝から車の長~い列ができていました。
お目当ては、無料でもらえるという“あるもの”。
川にとっては“厄介者”ですが、無料でもらえると嬉しいもの。

それは…

ヤナギやクルミなどの太い丸太です。
「多くの人が持ち帰れるように 譲り合って」好きな分だけタダで持って帰ることができるのです。

【記者レポート】
「あちらにある木々が切られ、薪などとして、無料で提供が行われています」

新潟県長岡市の信濃川河川敷で丸太の無料提供を行ったのは、北陸地方整備局信濃川河川事務所です。

河川事務所では、川の河川敷などに生える木が川幅を狭めたり川の流れを悪くしたりするため、河川管理の上で支障が出ないように、野生動物の保全などに配慮しながら定期的に伐採しているそうです。

大きな丸太を受け取った皆さん…、一体何に使うのでしょうか?

「薪ストーブです。薪を買うんじゃ灯油より高くなってしまうので…助かります」「買うとなかなか大変なので…。これ、暖かいんですよ」

そのほか、「キノコ栽培の“原木”として使う」という人もいました。

今回の無料提供は「無くなり次第終了する」そうですが、来年度も行われる予定だということです。

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