広島高検検事長に就任した浦田啓一氏(61)が23日、広島市で記者会見し「変わってはいけない正義もあるが、時代の変革期の中で組織が取り残されないよう最適化していく。職員一人一人が組織について考えられる環境を整えたい」と抱負を述べた。就任は10日付。

 初の中国地方での勤務に「歴史に裏付けられた魅力的な地域。じっくりと回りたい」と印象を語り、市民の体感治安が良くなるよう最大限の努力をするとした。

 浦田氏は京都市出身。1989年に任官し、最高検公安部長や公安調査庁長官などを歴任した。

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