その年の世相を表す「今年の漢字」が、12日、発表され「金(きん・かね)」に決まりました。
そこで、宮崎県民の皆さんに今年1年を表す漢字は何か聞いてきました。

毎年、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」。
今年はオリンピック開催や20年ぶりの新紙幣発行、それに、裏金問題や金目当ての強盗事件などから「金(きん・かね)」が選ばれました。

「金メダル」などポジティブなイメージがある「キン」と、「裏金」などネガティブなイメージがある「カネ」。
街の人はどちらの印象を持っているのでしょうか。

(県民)
「キン」
「カネ」
「おカネ絡みがけっこうあった」
「お金はいくらあっても困らないんで。『カネ』ですね」
「キン。大谷翔平選手がメジャーリーグで1位になったっていうので『キン』が真っ先に思い浮かびました」

そして、県民の皆さんにも、今年1年を漢字で振り返ってもらいました。

(『新』を選んだ人)
「50年勤めていた仕事を今年辞めて、そして今いろいろ断捨離とか終活とかしてるんですけれども、終わりではなくて、また新たな人生が始まるという意味で『新』という字を選びました」
(『結』を選んだ人)
「この子が4人目で初めての女の子で、この子が生まれて家族の絆がさらに深まってつながったかなっていう感じです」

こちらのカップルは・・・

(女性)「今年の漢字は何かな」
(男性)「愛!」

結局、彼女が選んだのは「楽しい」という字でした。

(『楽』を選んだ人)
「辛いこともたくさんあったんですけど、楽しいことの思い出の方が多かったので、今とても充実しています。転職もして、今の仕事も楽しいし、出会いもあって楽しいし」

今年も残りあとわずか。みなさんはどんな漢字を思い浮かべますか?

(スタジオ)
応募数で決まる「今年の漢字」のトップ5です。


2位は「災(サイ・わざわい)」、能登半島地震や航空機衝突事故など、「災」とともに始まった1年でした。

3位は「翔(ショウ・かける)」、こちらは大谷翔平選手の活躍です。

4位は「震(シン・ふるう)」、能登半島地震や南海トラフ地震臨時情報の発表、それに、大谷選手の活躍にこころが震えたという意見もあったそうです。

5位の「新(シン・あたらしい)」は、新紙幣や大谷選手の新記録、新しい総理大臣の就任などがありました。

みなさんもこれを機会に1年を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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