江戸時代の三原城下を描いた絵図などの展示会が、広島県三原市で開かれています。
会場では室町時代から大正時代までの絵図や文書などの史料32点が展示されています。
こちらは、東は糸碕神社から、西は三原八幡宮までの三原城下を描いた絵図です。1700年より前に制作されたと推測されています。
三原市文化課 荻野愛子 学芸員
「こちらの方になるんですが、この通りでは今も神明市が毎年2月に行なわれている通り。今もわたしたちの生活に根付いた生活道路になっていまして」
こちらは、和歌山県にあった新宮城の絵図です。三原浅野家の初代・忠吉が三原へ移る直前まで治めていた城で、当時の城や城下が描かれています。
三原市文化課 荻野愛子 学芸員
「これだけの絵図が一堂に会して展示できたことは今までございませんので、ぜひいろんな時代のいろんな三原の姿を楽しみながら見ていただければ」
この展示会は12月8日まで開かれています。
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