子どもたちに映画作りの楽しさを知ってもらおうと、17日、高知県南国市でイベントが開かれ、映画監督の安藤桃子さんがシンポジウムを開きました。

シンポジウムは、映画と教育と地域創生をテーマに、高知県在住で映画監督の安藤桃子さんと、映画プロデューサーの前田茂司(まえだ・しげじ)さんをゲストに招いて開かれました。

前田さんはこれまで、福島県で子どもたちと映画のシナリオ作りから撮影、編集までを行うワークショップを行ってきました。

前田さんから受けたノウハウをもとに、高知県内の子どもたちを対象にワークショップを行っている安藤さん。「映画作りは社会の縮図だ」としたうえで、子どもたちが映画作りに励むことで協調性や社交性、表現力などあらゆる成長が目に見えて感じられると話します。

(映画監督 安藤桃子さん)
「みんなで目標にしていることを作り上げていく、いろんなメンバーがいて、支え合いながら、素敵な世の中がきっとできていくと思っているので、映画のワークショップを行うことで子どもたちと一緒に経験することができる、その中で一人一人の持って生まれた才能が確実に開花する。ポンって音が聞こえるくらい花が咲いていく」

イベントを主催した団体「地球のこども」は、今後、子どもたちを対象とした世界の映画を鑑賞して、感性や価値観を育む教育プログラムも予定しているということです。

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