福島県下郷町。国道121号沿いにあるのが、皆川製菓です。

その隣には、店名よりも大きく「倉村まんじゅう」と書いてあります。

渡部さん
「倉村というのは地名でして100年くらい前にやってた。その前は南会津村というところでやっていたみたいですけど。創業は1830年です。」

実はこのお店、創業194年目という超老舗のお菓子屋さん。

そんなお店の名物スイーツ、倉村まんじゅうが・・こちら!

昔ながらの茶まんじゅう。その製法は代々受け継がれています。

渡部さん
「時代に合わせて甘さを控えたりもしたけど、基本的には昔から変えていない。」

お店一番のこだわりが、自家製のこしあん。

渡部さん
「小豆の香りが分かるように質のいいものを使用している。」

蒸しあがった倉村まんじゅう・・・うわ~美味しそう!
素材のうまみが引き出されたおまんじゅうは、香り高く美味。
優しい甘さが口いっぱいに広がります。

そして、会津のまんじゅう といえば、やはり「天ぷらまんじゅう」。

皆川製菓にももちろん、自慢の倉村まんじゅうを使った天ぷらまんじゅう がある・・・ってん??皮が緑じゃないですか!

渡部さん
「えごまの葉の塩漬けを巻いた天ぷらまんじゅう。」

なんと、巻いてあるのは『えごまの葉の塩漬け』。

甘みのあるおまんじゅうに、塩気のある『えごまの葉』。
甘じょっぱい味わいがクセになります。

他にも、老舗の技とアイデアを生かした商品がありますが、

近年こんなスイーツも開発。それが・・・お!これはプリンですね!
ついに洋菓子もはじめたんですか!

渡部さん
「これは餡子を使ったプリン、あんプリンって言います。」

あんプリン!って一見、どこにも餡子の要素が見当たらないんですが・・

渡部さん
「底のところにカラメルの代わりにおまんじゅうで使う餡子を入れてる。」

そう、通常はカラメルが使われているところに自慢のあんこが使用されているんです。プリンには、上品で優しい甘さの和三盆糖を使用することで、より和の要素が加わった新感覚プリンに仕上がっています。

老舗菓子店が作るあんぷりん。必見です。

◇今回紹介したお店はこちら
【笹屋皆川製菓】
[住  所]下郷町弥五島道上3340-3 TEL:0241-67-2648
[営業時間]9:00~18:00
[定 休 日]不定休

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『ふくしまSHOW』
(福島県域 水曜よる7時~)
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