スマートフォンのアプリを使って園児の送り迎えを自動管理するシステムが2日、富山県入善町の保育所え稼働しました。これまでは保育士が手書きで管理していた作業ですが、業務負担の軽減や保護者の利便性向上が期待されます。
保育所に子どもを預けにやってくる保護者たち…。その手にはスマートフォンがありました。
「ピッ、ピッ」
保育士「クラス名があって、出席時間の確認できます」
これは富山県の入善町が10月1日に導入した保育業務支援システムで、町内6つの保育所に設置されました。
専用の機械にQRコードをかざすと、保護者が子どもを送り迎えした時間が自動で管理される仕組みです。
これまでは保育士が手書きで行っていて、今後は業務の負担軽減や保護者の利便性向上が期待されています。
保育士「管理はしやすくなったのかなと思います。もしここで登所しとるのに、部屋におらんくなったりしたら『どこにおるんや?』ってなるし、そういうところがわかりやすいかなと思います」
また、欠席する際は、保護者が保育所に電話で連絡していましたが、このシステムを導入したことでスマートフォン上で完結できるようになりました。
保護者「電話したら、お忙しいくて繋がらなかったりとか、アプリでワンタッチでできるので画期的かなと…」
保護者「子どもがおる中で電話するよりもアプリで済んだ方が楽ですね」
入善町は今年度、町内の各保育所でWi-Fi環境を整備するなどICT化を進めています。
入善町結婚 子育て応援課 黒崎亜希奈係長
「保育士がもっと業務を改善し、子ども一人ひとりを見る時間が少しでも増えたらいいなと思います」
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