昭和の時代に使われていた道具から、暮らしの工夫を知る展示会が、熊本県八代市で開かれています。
「昔の暮らしと道具展」の会場では、昭和の半ばごろまでの暮らしの様子が紹介され、八代市立博物館が所蔵する道具約30点が展示されています。
『蚊帳』は夏場の夜、蚊など虫の侵入を防ぐために室内に吊り下げ、人が中に入って使いました。
アイロンは、本体の中に炭を入れその熱を利用したりご飯は薪の直火で羽釜を使って焚き上げられ、保温・保存には杉の板などで作ったおひつが使われたりしていました。
電化製品がある現代と違い、昔の暮らしが人の手による労力がなくては成り立たない一方で、先人の知恵と工夫、温もりも感じます。
この展示は、八代市の『お祭りでんでん館』で10月4日まで開かれています。
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