「地球の歩き方」の広島版がこのほど発売されました。広島の情報を集めた「辞典」のようなガイドブックで、観光客だけでなく広島の人も読みたくなる内容になっています。
販売員
「地球の歩き方広島版でてます。よかったら見てください」
広島市中区紙屋町のシャレオ中央広場では、「地球の歩き方 広島」の発売にあわせて販売会が開かれました。
買った人
「海外旅行行ったときに、地球の歩き方で情報を得てたので、広島版が出るってことがうれしかったです。どんなことが書いてあるかなっていうのが楽しみで買いました」
「地球の歩き方」は1979年の創刊以来、世界の160の国と地域について旅行ガイドを出版しています。広島版は、国内版では17番目の出版です。
地球の歩き方 福井由香里 編集室長
「広島ってこんな魅力的な県だよって伝えたくて、とにかくたくさんのテーマを盛り込みました。地球の歩き方の国内版は、地元の人に9割で売れていまして、広島編も地元の方にたくさん読んでいただきたい」
「個人旅行のバイブル」とも呼ばれる「地球の歩き方」。県内の23の市町の観光名所だけではなく、グルメやホテルなど情報量の多さが特徴です。およそ500ページで1000以上のスポットを紹介しています。
そのほか、カープをはじめとする広島のスポーツ情報や、広島発祥の名菓や製品、地元テレビ局のローカル番組など、広島のさまざまな豆知識が掲載されています。
新本穂乃佳 アナウンサー
｢こちらが『ちから』の肉うどんとおはぎです。地元の人なら誰でも知っている定番の味なんです。肉が甘辛くておいしいです」
ローカルチェーン店と呼ばれる、県内を中心に展開する店舗やメニューなどの情報も観光客に人気だそうです。
ちから 北中麻利子 係長
「なかなかガイドブックに載せていただく機会はなかったので、すごくうれしく思っています。これをきっかけに県外や海外の人に知ってもらえれば」
広島の歴史や文化についても…
新本穂乃佳 アナウンサー
「この年表には広島の建物・歴史のことがたくさん書かれていて、一番新しいのが、ことし、できたエディオンピースウイング広島。で、さらにさかのぼると2万5千年前の旧石器時代のことまで書かれています」
このほか、伝統の祭りや神楽、映画ロケ地巡り、広島の方言などについても書かれています。
「地球の歩き方 広島」は、2200円で全国の書店やネットで購入することができます。
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