JR西日本は24日、山陽新幹線の新大阪―岡山間で、関西電力が供給する太陽光発電由来の再生可能エネルギーを運転用電力として2024年度中に順次導入すると発表した。先行区間と合わせ、管内の新幹線ほぼ全域で再エネの利用が実現する。27年度末までに年間で電力使用量の約13%が置き換わり、約8万1600トンの二酸化炭素(CO2)排出削減を見込む。
JR西は国内で初めて新幹線に再エネを導入。23年7月に山陽新幹線の岡山―厚挟間で中国電力から、24年4月には北陸新幹線の糸魚川―敦賀間で北陸電力から、それぞれJR西専用に開発した太陽光発電所からの供給を開始した。
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