二条城によりますと、城内で最も格式が高く大政奉還の際にも使われた「大広間一の間」で将軍が公家や大名などに対面する際に、この部屋を通っていたと伝わっているということです。
ふだんは見ることができませんが、今回は部屋の扉が開けられ、廊下から眺めることができるということです。
また、この部屋の障壁画のうち、紅葉を楽しむ人たちの姿などを描いた原画の一部も城内の展示収蔵館で、公開されます。
二条城の中野志保 学芸員は「照明などを準備し、初めて公開できることになりました。どのように将軍が歩いたり過ごしたりしたのか、想像しながら見てもらえれば」と話していました。
「大広間帳台の間」は来年1月4日から、障壁画は今月23日から一般公開されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。