北海道大学総合博物館の小林快次 教授は、全身像が分からず、研究者の間で「謎の恐竜」と呼ばれていた「デイノケイルス」のほぼ全身の骨格化石をモンゴルで発見するなど、恐竜研究の第一人者として知られます。

小林教授は、恐竜が北極圏の厳しい寒さの中でどう生き延びたのかや、アジア大陸と北アメリカ大陸をどのように移動していたかなどを解明するために来年、アメリカのアラスカ州などで恐竜の化石の大規模な発掘調査を行うことを決めました。

調査には多額の費用がかかることから、費用の一部として500万円を目標に、クラウドファンディングで寄付を募る方針です。

小林教授は「この調査で恐竜の進化の過程や生態を明らかにしていきたい。多くの人にクラウドファンディングに協力してもらい、恐竜研究に興味を持ってもらいたい」と話しています。

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