1日で4月一カ月分の大雨か　関東で激しい雨を観測

■箱根で30ミリ　今年一番激しい雨

きょう9日は、前線上の低気圧が西日本や東日本を通過しています。朝から激しい雨が降っていて、午前10時現在、石川県と富山県に大雨警報が発表されています。関東も次第に雨が強まり、神奈川県の箱根では午前7時20分までの1時間に30.0ミリと今年一番激しい雨を観測しました。風も強まっていて、千葉県内では瞬間的に20メートルを超える暴風が吹き始めています。

■関東の雨のピークは昼過ぎにかけて

関東の雨のピークは昼過ぎにかけてと予想されていて、あす朝までに最大130ミリの大雨が降るとみられています。4月の平年一カ月分に相当する雨が、わずか24時間で降ってしまう可能性があり、土砂災害や道路の冠水などに注意が必要です。沿岸部では強風を伴うため、傘が役に立たないような降り方になる予想です。夕方になるとピークを過ぎて活発な雨雲は東の海上に抜ける見込みです。ただ、雨が止んだ後は北風が強まる予想で、気温も急降下するとみられています。帰宅の時間帯は一桁の寒さとなる所もあり、厚手のコートや防寒が必須となりそうです。

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■今週後半はお花見日和に

あす10日になると、日本列島は高気圧に覆われてきます。全国的に青空が広がって、風も弱まり穏やかな天気となる見込みです。各地で満開の桜を楽しめるでしょう。東京は青空の下で、ヒラヒラと舞い落ちる桜を楽しむことが出来そうです。この高気圧は勢力が強く週末にかけて晴天が続く見込みで、今週末も多くの地点でお花見を楽しむことが出来そうです。