イカの水揚げが盛んな能登町の観光施設「イカの駅つくモール」は、全長13メートルの巨大なイカのモニュメントがあることで知られています。
能登半島地震で津波が店内に押し寄せて電気設備が壊れるなどの被害を受けたため休業していましたが、設備の修理が終わり上下水道も復旧したことから、8日、およそ3か月ぶりに営業を再開しました。
午前11時に開店すると地元の人たちが訪れ、地元産ののりなどの海産物を買い求めていました。
施設によりますと、しばらく営業時間は午前11時から午後2時までで、特産のイカを使った料理が味わえるレストランは従業員が被災して職場にまだ復帰できないため、開いていないということです。
能登町に住む60代の女性は「施設を応援したいと思い買い物に来ました。震災前のように多くの観光客でにぎわってほしいです」と話していました。
「イカの駅つくモール」の林生一郎 駅長は「元どおりではありませんが、被災地にとって明るいニュースになると思います。復興に向けて地元の商品をアピールし、販売していきます」と話していました。
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