ブリヂストン関連会社が運営する自動車用品販売店「タイヤ館」で働いていた新入社員の男性=当時(24)=が2021年に自殺したのは、上司のパワハラが原因として、両親が26日、会社側に計約6500万円の損害賠償の支払いを求め京都地裁に提訴した。

 提訴後に記者会見した父親(56)は「パワハラを認めて謝罪していただきたい」と訴えた。

 訴状によると、男性は21年4月、ブリヂストンリテールジャパン(東京都小平市)に入社、京都市の店舗で勤務していた。

 12月、上司から注意された際に、エレベーターのスイッチを殴るしぐさをし、店長から「壊れたらどうするんや」などとどう喝されたと主張している。

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