袴田巌さん(88)に対する捜査や公判の検証結果を公表した最高検では26日午後、ナンバー2の山元裕史次長検事が記者会見した。約70分間の説明で「客観資料に基づき、最高検内で十分な検証を行った」と強調。第三者による検証の必要性については「種々の指摘を受けるかもしれないが、関係者のプライバシーなどの問題がある」と反論した。
山元次長検事は冒頭、袴田さんと姉ひで子さん(91)に対し「言葉に言い表せないつらい心持ちで日々を過ごすことになり、大変申し訳ないと思っている」と謝罪。その後は手元の分厚い検証結果報告書に目をやりながら概要を説明した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。