千葉県は26日、障害者向けグループホーム大手「恵」(東京)が県内8市で運営する10施設に対し、利用者の食材費計約2490万円を過大に徴収していたなどとして、障害者総合支援法に基づき、事業所指定の効力を一部停止すると発表した。期間は27日から3~12カ月間。新規利用者受け入れはできなくなるが、現在の利用者は引き続きサービスを受けられる。

 県障害福祉事業課によると、2021年1月以降、10施設が利用者から食材費を必要以上に多く徴収していた。うち4施設では他にも、うその勤務表を提出したり、生活援助サービスを提供したら受給できる訓練等給付費を不正に計約190万円請求したりした。

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