さいたま市内の議員事務所で目撃されたのは、ハンガーラックなどがなぎ倒され、無残に荒らされた室内。
屋外では植木鉢も割られ、さらに、駆けつけた複数の警察官の姿も。

一体、何が起こったのでしょうか。

被害に遭った佐伯加寿美議員:
警察から、事務所が荒らされているということで、物取りかなって…。

事務所に設置されていた防犯カメラが、その一部始終を捉えていました。

12月16日午前0時半過ぎ、静まりかえった事務所に訪れたのは、鍵がかけられたドアを蹴破り侵入してきた一人の男。
奥へ進むと…突然、しっとりとした音楽が響き渡ったのです。

さらに、合いの手を入れるように、コツコツと机をたたくような音も…。

その後、姿を現した男はなんと、イスに座りながら室内を移動。
侵入した事務所でわざわざくつろいでいたのでしょうか。

そして、ようやく外に出て行ったかと思いきや、再び事務所内へ侵入。

部屋のパーティションをなぎ倒すなど、約40分も暴れ回った後、事務所を出て行きました。

一体、この男の目的は何なのか。

被害に遭った議員は「(何も)盗まれなかった。警察官の人が酔っぱらいじゃないかって」と話していて、警察は男の行方を追っています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。