能登半島地震の発生からまもなく1年を迎えます。被災地はどのように変わったのか。奥能登の様子を空から見てきました。

稲垣真一アナウンサー:
「国道249号、能登の外浦沿いを走る道路をご覧いただいています。少しずつ工事が進み、通行止めが解消しています。」

「珠洲市の真浦と仁江を結ぶ逢坂トンネル付近の迂回路です。12月27日には供用を開始するということです。しかし、この真浦地区、仁江地区は浄水場が壊れまして地震から1年経った今も水が来ていません。よくぞここまでといまだこれからが同居するこの両地区となっています。」

輪島市内に入ると…

「輪島の街並みもずいぶんと変わりました。当初は焼け跡とブルーシート、そういったものが見られた町並みでしたけれども現在はいたるところで仮設住宅の屋根を見ることができます。」

「輪島市の中心部に入ってきました。画面中央に見えますのが輪島朝市通り周辺です。これまで何度か上空から見てきましたが、この場所を襲っていたがれき、焼け跡と化していた場所はきれいに更地になっています。この場所でもう1度やりなおす、そうした町の人々の思いを汲み取り、復興への第一歩を踏み出す年に2025年はなっていきそうです。そしてこの町の皆さんの思いを1本焼け残ったタイサンボクは静かに見つけ続けています。」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。