愛媛県今治市で２０１８年に同僚の女性運転手にわいせつな行為をして殺害した男に対し、遺族らが損害賠償を求めた民事裁判で松山地裁は２５日、約６１００万円の支払いを命じました。
この事件では元トラック運転手の西原崇受刑者（４１）が２０１８年２月、今治市の工場で同僚の女性（当時３０）の首を絞め、わいせつな行為をしたうえ殺害し、無期懲役が今年１０月に確定しています。この西原受刑者に対し、遺族は約１億３０００万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
この裁判は「殺意をもって被害者を殺害したのか」が争点に。
松山地裁の古市文考裁判長は判決で、被害者の首を手で絞めたあと、はぎ取ったタイツでさらに絞めていることなどから、刑事裁判同様に殺意を認定。約６１００万円の支払いを命じました。
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