笠岡市は2024年6月に退任した前の教育長が複数の職員に対してセクハラ行為をしていたとする第三者委員会の調査結果を公表しました。

2024年6月に退任した笠岡市教育委員会の岡田達也前教育長は勤務中に、職場で複数の職員の手を握ったりハグしたりなどのセクハラ行為が疑われ市は、第三者委員会に調査を依頼していました。

その結果、「相手の意に反し、性的不快感を及ぼすものだった」と判断され、セクハラが認められました。笠岡市は2023年12月、市長などの特別職や市議会議員も対象に第三者委員会がハラスメントに該当するかどうか調査するハラスメント防止条例を制定しています。

教育長は特別職にあたり、処分の規定がないため懲戒の対象にはならないとしています。笠岡市の栗尾典子市長は「市民の信頼を損ない、大変申し訳なく思っている。いかなるハラスメントも許さないという強い意志を改めて表明する」などとコメントしています。

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