「三菱総合研究所」は大阪・関西万博に関する意識調査を半年ごとに行っていて、ことし10月に全国3000人を対象に行った調査の結果を発表しました。
それによりますと、万博に関心があるか尋ねたところ、「大いに関心がある」や「まあ関心がある」と答えた人は24%で、前回・ことし4月の調査を1.6ポイント下回りました。
そして万博の会場に行きたいか尋ねたところ、「行きたい」と答えた人は24%と、前回の調査から3ポイント低下しました。
地域別では
▽「京阪神圏」が36.3%と前回より7.2ポイント低くなったほか
▽「中京圏」が28%(-0.5)
▽「首都圏」が22%(-0.3)など
いずれも前回の調査より低くなりました。
一方、会場に行きたいと答えた人に何回行く予定か尋ねたところ、2回以上行きたいという人が前回より3.8ポイント多い18.8%となり、中でも20代と30代で伸び率が高いことがわかりました。
三菱総合研究所の今村治世 万博推進室長は「会場に行きたいという回答が上がりきっていないのは、万博のよさがしっかり伝わっていないということだ。特定のテーマやエリアに絞って情報を伝えていくことが重要で年明けからが勝負になる」と話しています。
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