真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)は19日、能登半島地震の復興支援に関する報告会を京都市で開き、全国の寺院や門徒らから約2億4千万円の救援金が集まったと明らかにした。被害状況に応じて配分し、約2億3千万円は能登地方の寺院を管轄する「能登教区」に給付した。
大谷派によると、11教区にある969寺で被害を確認。うち能登は教区内の寺院数の9割を超える331の寺が被災した。能登地方は大谷派の門徒が多いことで知られる。教区別の被災の内訳は、新潟274、富山172、金沢143、福井24など。
情報収集や物資調達、寺の片付けなどに当たった職員は延べ268人になったと報告された。
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