(解説:吉田裕美気象予報士)
12月13日の岩手県は沿岸を中心に朝からよく晴れたので、地表の熱が上空に奪われる放射冷却が強まりました。
13日朝の最低気温は宮古で氷点下5.2℃、二戸で氷点下6.4℃など県内ほとんどの地点で今季1番の冷え込みを記録しています。
13日夜も氷点下の冷え込みになる所が多いですが、冬の天体ショーを楽しめるかもしれません。
「ふたご座流星群」が一番の見ごろを迎えます。
13日夜から14日明け方にかけて県内は沿岸を中心に見られるチャンスありという予想になっています。
2024年は月明りの影響が大きく観測条件はあまりよくないそうですが、1時間に最大で40個前後の流星が期待できるということです。
流星は空全体に出現するので広く空を見渡すのがポイントです。
ただ流星が見られるということは冷え込むということでもありますので、星空観測は防寒をしっかりして行ってください。
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