東京都内ではことし7月時点の自転車用ヘルメットの着用率が15.1%と、全国平均の17%を下回り、着用率の低さが課題になっています。
警視庁と大学生、さらに美容専門学校の学生たちが、着用率向上に向けた共同のプロジェクトを立ち上げていて、「ヘルメットをかぶって自転車に乗りたくなるポスター」の制作を進めています。
渋谷区の青山学院大学では13日、8点の候補作品の紹介が行われました。
髪を編み込んでほどけにくくするなど「ヘルメットをかぶっても崩れにくい髪型」を紹介し、「ヘルメットをしてもかわいく乗りこなしちゃお」などと呼びかけています。
大学と専門学校で、それぞれ学生たちによる投票が行われ、獲得票の多かった作品は、実際の啓発活動などにも使われるということです。
プロジェクトに参加している青山学院大学2年の道下胡雪さんは「ポスターを通じて自転車の安全運転について関心を高めてほしいです」と話していました。
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