絶滅のおそれがある「ヒョウの爪」を使ったネクタイピンをフリマサイトで販売した疑いで、82歳の男が警視庁に書類送検されました。

種の保存法違反で書類送検された静岡県の82歳の男は去年、フリマサイトに「ライオンの爪ネクタイピン」として、希少野生動物のヒョウの爪を使ったネクタイピンを兵庫県の男性会社員に8000円で販売した疑いが持たれています。

男は50年ほど前にケニア共和国でネクタイピンを土産として購入し、その後使わなくなったためフリマサイトに出品したということです。

警視庁の調べに対し男は「安易に販売してしまったことは反省している」と容疑を認めていて、購入した男性会社員も書類送検されました。

「種の保存法」では、ヒョウやライオンなど絶滅のおそれのある野生動物の一部を使った加工品について、環境省の許可がない限り売買を禁止しています。

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