愛媛県の全てのエリアでインフルエンザの感染者が急増し、今後4週間以内に大きな流行が発生する恐れがある注意報が、今シーズン初めて出されました。13日に発表されました。

愛媛県の発表によりますと、県内全体のインフルエンザの感染者の報告は、12月12日までの1週間に1医療機関の平均で11.42人となり、前の週より6.67人も増加。基準の10人を超え注意報が出されました。注意報は今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性を示します。

保健所別では特に松山市が15.44人と前の週の2倍以上、次いで四国中央市が14.40人で3倍以上、八幡浜が13.29人で4倍を超えるなど、今治を含め4つのエリアが注意報レベルになっています。

年齢別では10~14歳が前の週の4.1倍、15~19歳が3.8倍に急増しています。ウイルスはA型が99.8%でした。

また新型コロナの感染症は同じ期間の1医療機関の平均で2.42人になり、前の週より0.64人増えています。

県は咳エチケットや手洗い、定期的な換気などで感染を予防するよう呼びかけています。

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