岩手県の道路で、左側の白い車線を中央車線だと勘違いしたとみられる車が逆走する様子が撮影された。
対向車は、路肩へ回避し正面衝突を免れた。
8日には、札幌市でも道路の中央分離帯に雪が積もり分かりづらくなっていたためか、逆走車がカメラにとらえられた。
逆走であわや正面衝突の危機…とっさにハンドル切る
岩手・西和賀町の道路でドライブレコーダーに記録されていたのは、正面から向かってくる「逆走車」だ。
この記事の画像(11枚)撮影者はとっさに、路肩の開けたスペースへとハンドルを切り、あわや正面衝突の危機は回避した。
撮影者は、「向こうが避ける気なかったので、正面衝突を覚悟しました。ずっと死ぬかと思いました」と恐怖を語った。
車が堂々と道路を逆走していた理由について、撮影者は「左側の白い車線を中央車線だと思って走ってきたじゃないかなと思っているんですけど」と推測した。
逆走車に遭遇する直前、道路のセンターラインが途切れ、中央線が見づらくなっていたのだ。
撮影者は、「自分の車の後ろ走っていた車も避けたような感じですね、スピード落として」と当時の状況を語った。
雪が積もって逆走の原因に
路面が見えにくいために起きたとみられる“逆走”は8日、北海道・札幌市でも起きていた。
一面、雪で覆われた道路を走行していると、前方にまばゆい光りが見えた。
すると次の瞬間、ドライバーの横を逆走車がすれ違ったのだ。
ドライバーは、「ヘッドライトが正面の方から見えてきたので、なんかおかしいなと思って見ていたら逆走してきた」と当時の状況を語った。
当時、道路の中央分離帯には雪が積もっていて、分かりにくい状態になっていた。
ドライバーは、「ハザードはつけていたので、たぶん気づいたのかなと。もうなんて言うんでしょう、落ち着いて運転していただきたいなと」と訴えた。
(「イット!」12月10日放送より)
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