茨城県常総市で男性の背中にナイフが刺さり病院に搬送された事件で、警察は男性が「刺された」などと嘘の説明をしたとして書類送検しました。
偽計業務妨害の疑いで書類送検されたのは常総市に住む無職の30歳の男性です。
警察によりますと、男性は7月、常総市三坂町の自宅の敷地で背中にナイフが刺さり、病院に搬送されました。
当時、男性は駆け付けた警察官に「刃物を持った見知らぬ男に背中を刺された」などと説明していて、殺人未遂事件として多くの警察官が捜査にあたりました。
その後、警察が退院した男性に話を聞いたところ、ナイフで自らを刺したという趣旨の話をしたということで、現場周辺の防犯カメラにも不審な人物が映っていなかったため男性の説明は嘘と判断しました。
男性は「仕事や人間関係に悩んでいた」と話しているということです。
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