福岡の民放4局とNHKは、南海トラフ地震など大地震が発生した際に、系列を超えヘリコプターの映像やリポートを共有する訓練を実施しました。

午前9時、福岡市東区では宮崎県で震度7の地震が起きた想定でKBC・NHK・RKB・FBS、そしてTNCのヘリコプターが次々と離陸しました。

この訓練は今年6月、福岡の民放4局とNHKの間で結ばれた「九州・四国モデル」の覚書をもとに実施されたものです。

「九州・四国モデル」では、南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震が発生し、津波警報が発表された場合、5局のヘリが取材する地域を分け映像を共有します。

民放4局が九州の東側沿岸を、NHKが四国沿岸を担当し、広い地域をカバーすることで、多くの視聴者に「命を守る」情報を届けます。

TNCでは災害番組の訓練も実施し、津波情報の伝え方などローカル局に求められる役割を検証しました。

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