石川県は6日、能登半島地震による県内の死者が469人になったと発表した。地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった「災害関連死」として12人が追加認定された。地震による死者は新潟、富山両県の計6人を含め475人となった。
死者の内訳は建物倒壊などによる「直接死」が石川228人。災害関連死が石川241人、新潟4人、富山2人。
災害関連死として新たに認定されたのは七尾市3人、珠洲市9人。七尾市の80代男性は自宅で被災後、車中泊などの避難生活で心身に負荷がかかり、不整脈で死亡。珠洲市の80代女性は避難先への長時間移動などで全身の状態が悪化し、死期を早めたと認められた。
関連死に認定されると、災害弔慰金支給法に基づき、遺族に最大500万円が支給される。〔共同〕
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