福井・南越前町で住民が目撃したのは、目の前に飛び出してきた野生のサルです。

しかも1頭、2頭だけでなく次々と…。
群れなのか、背中に子ザルを乗せているようにも見えます。

撮影者:
このへんで車を止めたら、ダーッとサルが逃げ出した。すごく怖いと思った。すごいスピードで走って行った。あっち(サル)も怖かったんでしょうね。

野生のサルは、人の集まる場所にも…。

取材していたその時、サルのおりの屋根の上に野生のサル1頭が座っているのを確認しました。
現れたのは、遊園地の中です。

取材班の姿を見ても、逃げることはありません。

野生のサルの影響で、サルのおり周辺を閉鎖する事態に。
女性や子どもを威嚇することもあり、捕獲用のおりを2カ所に設置しているといいます。

県は、高齢化や人口減少などにより集落が過疎化したことで、サルが集落へと下りてきやすい状況になっているのではないかと分析しています。

県農林水産部 鳥獣害対策室・上野良一室長:
(サルは)十数頭から百頭くらいの規模で群れをなし移動する。(遭遇しても)決して近づかないでいただきたい。そして目線も合わせないように。歯を見せて、笑ってからかうようなことはしないでいただきたい。

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