「発熱やせきが改善する」などと効能効果を説明し、無承認の医薬品を販売した疑いで逮捕された長野県塩尻市の男女が送検されました。
塩尻市の会社役員の女(47)と会社員の男(52)は、松本市内の店舗で、客3人に対し「発熱、せきが改善する」などと効能効果を説明し、無承認の医薬品28点、約18万円分を販売した疑いです。
「コロナワクチンの解毒により、肌のただれが治る」「髪の毛が生えてくる」などと説明していましたが、商品の中身は水やお茶、ゼリーでした。
「商品を服用して体調不良を起こした人がいる」と客の関係者から情報提供があり、捜査を進めていたということです。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
県消費生活センターによりますと、今年度、この会社について「購入したが不信感が募り返金してほしい」「病気が治ると言われたが信じていいのか」など3件の相談が寄せられていたということです。
全国に数百人の客がいて、警察は余罪についても調べています。
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