人の動きが活発になる年末年始を前に、福岡市のJRの駅で5日、テロを想定した対応訓練が行われました。
福岡市のJR香椎駅で行われた訓練は大勢の人が駅を利用する年末年始の時期を前に、警察とJRがテロ対応の手順を確認しようと行われ、ホームに爆発物のような不審物が置かれていたとの想定で行われました。
駅員はすぐに利用客に不審物から離れるように注意を促し、避難させた客を改札まで誘導する一連の動きを確認しました。
またJRからの110番で駆け付けた警察の爆発物処理班が不審物を確認し、振動を与えないように慎重に容器に入れ回収しました。
◆東警察署 警備課 平島慎也課長
「テロ対策というのは警察だけの力ではなかなかできない部分もあるので、官民一体となってテロ対策を行うことが非常に有効」
JR九州では「年末年始は普段以上に多くの客が駅を利用するため、見回りなどを重点的に行いたい」としています。
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