トルコを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻はエルドアン大統領夫妻を表敬訪問されました。

和服姿の紀子さまが、トルコ語を交えて子どもたちと交流される場面もありました。

4日、秋篠宮さまは首都アンカラにある大統領府に到着されました。

玄関ではエルドアン大統領が出迎え、秋篠宮さまは笑顔で握手を交わされました。

その後、約40分間面会し、宮内庁によりますと、大統領は「国交樹立100周年にお迎え出来て大変うれしい」と歓迎し、三笠宮さまや彬子さまなど、両国の交流の歴史において「皇室との関係が非常に大事だった」と述べたということです。

秋篠宮さまは、皇室のトルコとの交流の歴史や東日本大震災の際にトルコから緊急援助隊が派遣されたことなどに触れ、天皇陛下からの「外交関係樹立100周年を機に2国間の友好親善関係の増進を願います」とのメッセージを伝えられました。

一方、和服姿の紀子さまは、大統領夫人の案内で敷地内にある図書館を見学されました。

トルコの歴史に関する展示や日本に関する書籍などを見て回った後、児童図書館にも足を運び、居合わせた家族連れに声をかけられました。

地元の子どもたちを対象としたワークショップも視察し、紀子さまは「メルハバ~(=こんにちは)」とトルコ語で挨拶されました。

子どもたちから、トルコが原産の「チューリップ」が描かれた青いお皿をプレゼントされると、紀子さまが「ありがとう。これはラーレ(=チューリップ)?」とトルコ語を交えて声をかけられ、大統領夫人が驚く場面もありました。

紀子さまは一緒に記念撮影をし、親しく交流されました。

この後、大統領夫妻主催の夕食会では、トルコ料理のコースが振る舞われ、ご夫妻は大統領夫妻と和やかに歓談されたということです。

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