久留米市教育委員会によりますと、今月7日の放課後、久留米市の大善寺小学校で、児童が運動場に設置された金属製のはしご状の遊具で遊んでいたところ、およそ1メートル60センチの高さに固定されているはずの鉄棒が回転して、手を滑らせて地面に落下したということです。
児童は腰の骨を折るけがをしました。
鉄棒が回転したのは柱との接合部分がさびで劣化したことが原因だということです。
去年12月に行われた定期点検では異常は確認されなかったということですが、教育委員会は、「管理に不備があった」として児童側に治療費を支払う方針です。
事故を受けて市が市立小学校のすべての遊具を点検したところ、ほかの2校の遊具でも劣化が見つかり、使用を中止したということです。
市教育委員会は、「けがをした児童とご家族におわびするとともに、今後、点検を徹底し、遊具の安全な維持管理に努める」と話しています。
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