「グリーンスローモビリティ」は時速20キロ未満で走る電気自動車のことで、杉並区が荻窪駅の南側の地域でふだんの買い物や近くにある3つの庭園を巡る際の移動手段として活用してもらおうと、おととしから実証運行を行ってきました。
そして、25日午前9時から本格運行が始まり、早速、区民などが利用していました。
車はカート型とバス型の2種類あり、運行時間は午前9時から午後5時までで、本数は1日24便です。
料金は1回の乗車につき100円で、未就学児は無料です。
最初の便に乗車した区内に住む73歳の女性は「どんな所を回るのかなと思って、実際に乗ってみました。今までは歩くしかなかったので便利かもしれないです」と話していました。
杉並区によりますと、グリーンスローモビリティの都内での本格運行は、豊島区、町田市に続いて、3例目だということです。
杉並区の尾田謙二交通企画担当課長は「着実に地域に根づいて、また乗りたいと思ってもらい、杉並区の魅力も感じてもらえる、そんな乗り物になればと思います」と話していました。
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