麻薬を製造したとして、警視庁は15日、中国籍で会社役員の男(43)=東京都足立区=を麻薬取締法違反(営利目的製造)の疑いで書類送検し、発表した。「会社の資金繰りのためだった」などと容疑を認めているという。
薬物銃器対策課によると、送検容疑は4月上旬ごろから同26日まで、経営する会社が借りている埼玉県越谷市の倉庫で、「アッパー系」と呼ばれ、気分が高揚する麻薬「4―メチルメトカチノン」を含む錠剤や粉末757・57㌘と液体約186㍉リットルを製造したというもの。
男は「レシピは昨年、テレグラムで中国人から教えてもらった。1錠千円で売るつもりだった」と供述しているという。(三井新)
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