埼玉大学と東洋大学は包括連携協定を締結した

埼玉大学(さいたま市)と東洋大学(東京・文京)は、理工系の女子学生や女性研究者が活躍できる環境を整備するため連携する。研究分野の専門性の向上やキャリア支援などで協力し、育成を強化する。埼玉大の坂井貴文学長は「多様な人材が理工系分野で活躍できる環境の創出に向けた取り組みを加速させたい」としている。

包括連携協定を17日に締結した。埼玉大と東洋大はそれぞれ、女性の研究者や学生の活躍を支援するプロジェクトを進めている。両大学が連携し、取り組みを深化させる。女子中高生の理系進学者を増やすことでも協力し、出前授業や中高生のものづくり現場の訪問といった活動を充実させる。

東洋大は東京都内と埼玉県の川越市、朝霞市にキャンパスを構える。さいたま市にある埼玉大のキャンパスと距離的に近く、学生・職員の交流や共同研究も促進する。

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