日本製紙クレシアはトイレットペーパーの柔らかさを保ったまま1ロールの長さを3倍にする技術や包装などに関する技術をまねされたとして、大王製紙に対して製品の製造差し止めなどを求めて裁判を起こしています。
大王製紙側は特許権の侵害にはあたらないとして争う姿勢を示していました。
21日の判決で東京地裁は日本製紙クレシアの訴えを退け、特許権の侵害を認めませんでした。
日本製紙クレシアは「本判決は到底、承服できるものではありません」などとコメントし、控訴する方針だということです。
大王製紙は「今回の判決を受けて一層、自社の知的財産権の保護を図るとともに他社の知的財産権を尊重していく所存です」とコメントしています。
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