栃木県那須塩原市の東北自動車道で軽ワゴン車と乗用車が正面衝突し、4人が死傷した事故の前後に、軽ワゴン車が逆走しているといった目撃情報が10件ほど寄せられていたことが15日、県警への取材で分かった。
県警は実況見分を踏まえ、軽ワゴン車の逆走が事故につながったと断定。死亡した双方の運転者の身元特定を進めるとともに詳しい状況を調べている。
県警によると、乗用車の男児(9)と女児(7)は頭を負傷したものの、搬送時に意識があったという。事故は午前6時半ごろ、東北道下り線で発生。衝突後、2台とも全焼した。
県警は当初、事故を起こした1台を軽乗用車と発表したが、軽ワゴン車だったと訂正した。
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