23日に開かれた熱中症対策推進会議で議長となった伊藤環境大臣は「気候変動の影響によって国内の熱中症死亡者数も増加傾向が続いていて、政府一丸となって対策を講じていく必要がある」と強調しました。
そのうえで「熱中症による死亡者数の半減」という政府の実行計画を達成するために関係省庁の連携をより一層、深めるように呼び掛けました。
消防庁によりますと、今年に入ってから今月21日までの熱中症による救急搬送は3万4547件で、すでに調査開始以来、2番目に多かった去年を3000人以上も上回っています。
また、気象庁によりますと、来月から10月にかけて全国的に平年より高温になることが見込まれています。
こうした状況を受け、会議では各担当者によって熱中症予防に関連する取り組みについて説明が行われました。
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