北海道の知床半島沖で観光船の沈没事故が起きてから、23日で2年。海上保安庁が22日から、行方不明者の捜索を行っている。

知床沖で2022年4月、観光船「KAZU I」が沈没し、乗客乗員20人が死亡、6人が今も行方不明となっている。

事故発生から23日で2年を迎えるのに合わせて、海上保安庁は2024年初めてとなる知床半島沿岸での行方不明者の捜索を、22日から3日間行う。

第1管区海上保安本部・関貴之さん「(行方不明者の)家族の思いを受け止めて、可能な限り捜索にあたりたいと思います」

また、乗客の家族約30人が、5月下旬以降、運航会社と桂田精一社長に損害賠償を求め、札幌地裁に提訴する方針を固めたことがわかった。

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