気象庁の森隆志長官は17日の記者会見で、松山市で3人が死亡した土砂崩れに関する松山地方気象台の情報提供について「警報基準に照らして適切だった」との認識を示した。当時は大雨注意報を出していたが、危険度が高い警報を出す基準に達する見通しではなかったとしている。
森長官は会見の冒頭で「亡くなった方のご冥福をお祈りする」と述べた。今後、基準を引き下げるかどうかは「発生原因の調査も踏まえ、愛媛県や松山市と相談して検討する」とした。
土砂崩れは12日未明に発生。気象台は当時、大雨注意報を出しており、発生後の午前4時32分に大雨警報(土砂災害)を発表した。
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