犬39匹を不衛生な環境で飼育したとして、青森県警は17日、動物愛護法違反の疑いで、青森市、元ブリーダーで無職山本真由美容疑者(55)を逮捕した。

 逮捕容疑は、先月5日、犬39匹を排せつ物のたまった自宅で飼育し、虐待した疑い。

 市保健所から情報提供を受け、県警が同日、家宅捜索した。県警によると、ふん尿が散乱した室内にトイプードルやチワワがおり、一部は衰弱したり、手入れが不十分だったりした。

 成犬34匹、子犬5匹を保護。獣医師による鑑定では、成犬に比べて子犬が少なく、生後すぐ餌を与えられないまま死ぬ事態となっていた可能性があると指摘された。

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