大阪・関西万博の会場を視察する経団連の十倉雅和会長(手前右)ら=11日午前、大阪市の夢洲
日本国際博覧会協会(万博協会)の会長を務める十倉雅和経団連会長は11日、大阪市の人工島・夢洲にある25年大阪・関西万博会場を視察した。記者団に「パビリオンは狭苦しいと言えるほど建ち始めている。スケジュールはまだ厳しいが、なんとかできる」と述べ、今後は建築から運営に軸足を移していく考えを示した。 各国が自前で建設するデザイン性の高いパビリオン「タイプA」での出展は47~49カ国になるとの見通しも示した。 タイプAは当初希望していた60カ国から約2割減る計算で、建設遅れや各国の財政事情が影響した。十倉氏は「そこそこ残ってくれた。これからは展示の中身の発信が重要になる」と話した。
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