宮城海上保安部によりますと、7月5日午前8時ごろ、塩釜市の魚市場に着岸していた底引き網漁船、第五十七大吉丸で作業していた人から「滑車から外れたワイヤーが作業員に当たった」と、119番通報がありました。

当時、漁船では底引きに使用するワイヤーを巻き直す作業をしていて、その際、船尾に設置されているローラーが壊れ、近くにいた61歳の作業員にワイヤーがぶつかり、右腕を骨折したということです。

現場にいたほかの作業員4人にけがはなく、宮城海上保安部が当時の状況を詳しく調べています。

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