千葉・柏市の一軒家で車の影に身を潜め、置いてあったタイヤのホイールを持ち去る“ホイール泥棒”の姿がカメラに捉えられた。男は慎重にホイールを見定め、後からやってきた車に積み込み、盗み出していたという。
物陰から“ホイール”品定め
千葉・柏市の一軒家で1日午前3時頃、黒いキャップを被り、駐車場に止めてある車の影に身を潜める“ホイール泥棒”の姿がカメラに捉えられた。
男は、置いてあるバイクやタイヤをじっくりと品定めるかのように見回している。
この記事の画像(11枚)約1分間吟味すると、男は立ち上がって道路側を確認し、目の前にあったタイヤのホイールを両手に抱え、立ち去った。
“ホイール泥棒”が、約1分間も現場で身を潜めていた理由について、被害にあった男性は、「車を交差点に止めてホイールを取っていったんで。そのタイミングを伺っていたかもしれないですね」指摘した。
タイミング見計らい車で逃走
映像を見ると、男がホイールを盗み出すと同時に自宅の前に黒い車が止まり、積み込んでいる姿があった。男は仲間が迎えにくるタイミングを見計らって、ホイールを盗み取って行ったのだ。
その後、男は助手席に乗り込み走り去っていった。
所有者は「車が趣味でっていうので、競技用のタイヤをはめようと思って(駐車場)そこに置いたんですよ」と話す。盗まれたホイールはオフロードカー用で、今後レースで使う予定だったという。
盗まれたホイールは、特殊な加工がされていて、被害額は2本合わせて約1万円だという。
所有者は、「大事にはしていましたね。今アルミの値段が上がってるんで、それでスクラップで持ってったか、もう心苦しいですよね。もったいないっていうか、見つけたらひきずり回すぞっていう感じですね」と憤る。
男性はその日のうちに被害届を提出し、警察は窃盗事件として捜査を進めている。
(「イット!」 7月4日放送より)
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