大阪教育大付属池田小で実施された不審者の侵入を想定した訓練(27日、大阪府池田市)=共同

大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で2001年に起きた校内児童殺傷事件から6月8日で23年となるのを前に、大阪府警池田署と同小は27日、児童に危害を加えようとする不審者の侵入を想定した訓練を実施した。

他校も含め教職員ら約50人が参加。不審者役の教員が刃物を持って侵入し、教員役が刺股で制圧した。真田巧校長(56)は「訓練を見ていただいて、それぞれの学校にある課題を改善していってほしい」と話した。

事件は01年6月8日、当時37歳の宅間守元死刑囚が包丁で児童らを襲い、8人が殺害され教員2人を含む15人が重軽傷を負った。元死刑囚は04年に刑が執行された。〔共同〕

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