旧日本軍第32軍司令部壕の第2坑道で崩落した天井部分=12日、那覇市(代表撮影)
首里城(那覇市)の地下に掘られ、1945年の沖縄戦で軍事的中枢だった旧日本軍の第32軍司令部壕について、報道各社の代表が4~5月に撮影した内部の写真が22日公開された。沖縄県が壕内を報道公開したのは2020年以来4年ぶり。 県は25年度以降の段階的な一般公開を目指し、安全性の調査を進めている。沖縄戦で組織的戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」を控え、一般公開に向けた機運を高めるとともに、平和学習のきっかけにしてもらいたい考え。 壕は総距離が約1キロとされ、今回は首里城守礼門の地下周辺にあった第2坑道と第3坑道のうち、崩落が少ない約110メートルの範囲を公開。
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